ましんつ~るまがじん~vol.280~

INDEX

・今日のコラム………… IMTEX2019 結果報告

・統計更新情報………… 2019年1月分受注速報発表

・編集後記……………… キャッシュレス時代到来? (M)

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◇ 今日のコラム
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○IMTEX2019 結果報告

去る1月24日(木)から30日(水)までの7日間、インド・ベンガルー
ル市にて、IMTEX2019が開催されました。今回はその開催結果の概要
について、お知らせします。

IMTEXは、インドを代表する工作機械の展示会で、第1回をボンベイで
1969年に開催して以来、今回が50年目となります。

インド経済は、回復が続いており、今後も7%超のGDP成長が見込まれて
います。そうした中、日工会のインド向け受注も2年連続で過去最高額を更新
し、国別では韓国を抜き第4位となるなど、堅調に推移しています。

こうした背景の下開催された今回の展示会は、新たな展示棟を加えて展示面
積、出展者数共に過去最高規模での開催となり、来場者数も前回展(2017
年)に比べ、21.2%増の91,446人となりました。

展示物は、インド製造業の中心である自動車産業をターゲットとした機械の
展示が多く、ロボットやローダーを活用した自動化提案も見ることが出来まし
た。特にパレットチェンジャー付の機械が多く見受けられました。

また、同時5軸のマシニングセンタの展示も見られましたが、3軸の機械が
まだメインで、日本や欧米メーカも3軸機の比率が多い印象を受けました。会
場で聞いた話では、ユーザによって、求める機械のレベルがかなり違うとのこ
とで、先進国並みの自動化設備や5軸機の普及は、まだ一部のユーザにとどまっ
ているようです。

一方、Industry4.0やAdditive Manufacturingといった分野にも力を入れて
いる様子が窺え、今回展でもホール一つをIndustry4.0とAdditive Manufacturing
だけをテーマとした特別企画展として開催していました。

日工会は、主催者の50周年式典などに参加し、祝意を表し、工業会同士の
友好を深めたほか、国際インフォメーションエリアにブースを設置し、我が国
工作機械産業について情報提供を行うとともに、JIMTOF2018の結果
報告や2020に向けた来場誘致活動を行いました。また、インド以外の海外
工業会とも相互に情報交換を行いました。

【展示会概要】

○名  称 : IMTEX2019
(19th Indian Metal-cutting Machine Tool Exhibition)

○会  期 : 2019年1月24日(木)~30日(水)

○場  所 : BIEC(Bangalore International Exhibition Center)
インド・カルナタカ州ベンガルール市

○主  催 : IMTMA(Indian Machine Tool Manufacturers’ Association)
(インド工作機械工業会)

○展示会場 : 約110,000平米

○展示面積 : 約80,000平米(前回展:66,000平米)

○出展者数 : 26カ国・地域より1,222社(前回展1,072社)

○日工会会員企業の出展者数 : 28社

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◆ 統計更新情報
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○2019年1月分受注速報発表(2月12日15時公表)

https://www.jmtba.or.jp/machine/data

速報(2019年1月分)

金額(百万円) 前月比 前年同月比

受注総額    125,402    92.5   81.2

うち内需    46,782    81.9   84.1

うち外需    78,620   100.3   79.6

※ひとこと
1月の受注速報を見ますと、受注総額は前月比2カ月ぶり減少、前年同
月比は4カ月連続減少で、20カ月ぶりの1,300億円割れとなりまし
たが、1月としては、18年(1,543.9億円)に次ぐ過去2番目の
水準となりました。
うち内需は、前月比4カ月連続減少、前年同月比2カ月連続減少で、2
3カ月ぶりの500億円割れとなりました。世界経済の先行き不透明感や
補助金待ち等の影響もあり、受注を下押ししたものと考えられますが、1
月としては、18年(556.1億円)に次ぐリーマンショック以降で2
番目の水準となりました。
外需は、前月比2カ月連続増加、前年同月比4カ月連続減少で、3カ月
連続の800億円割れとなりました。通常1月は前月に比べ、下がる傾向
がありますが、本年はほぼ横ばいとなり、スポット受注等があった可能性
も考えられます。詳細は、確報時にお知らせいたします。

このところ、受注は内外需ともに、やや減速傾向にありますが、単月の
金額レベルは依然として高い水準を維持しており、今後の動向が注目され
るところです。

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○キャッシュレス時代到来?

最近、スマホを活用したコード読み取り型のキャッシュレス決済方法が話題に
なっています。自分は現金とクレジットカードで十分と思っていたのですが、
普段行く床屋にもコード型の決済方法が導入されていて少し驚きました。

コード読み取り型は、店頭に置かれたQRコードをスマホの専用アプリで読み
取ったり、あるいはスマホの専用アプリでQRコードやバーコードを表示させて
店頭の端末で読み取ったりする方式です。

日本国内では、LINE Pay、楽天ペイ、Origami、PayPay(ペイペイ)、merpay
(メルペイ)など、各サービスがしのぎを削っているそうです。

先日も還元率の高さで「PayPay」が話題になっていました。
「ペイペイ」と語呂はいいのですが、「払え払え」と言われているようで、自分
には少し抵抗があります。

今後どのように普及していくのは分かりませんが、時代に取り残されないよう
に、いつかトライしてみようと思います。

(M)

次回、Vol.281は2019年2月21日(木)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。

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【ましんつ~るまがじん】

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