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　・統計更新情報…………　2019年12月分受注確報発表

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◆　統計更新情報
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○2019年12月分受注確報発表（2020年1月23日15時公表）

 

　　【確報（12月分）概要】

　　　　　　　　　金額（百万円）　　前月比　　　　前年同月比

　　　受注総額　　 　90,114　　　　　110.3　　　　　 66.5

　　　うち内需　　　 37,307　　　　　118.9　　　　　 65.3
　　　　一般機械　　 15,452　　　　　135.0　　　　　 72.0
　　　　自動車　　　　9,211　　　　　 90.5　　　　　 49.0
　　　　電気・精密　　2,962　　　　　114.1　　　　　 64.8
　　　　航空・造船
　　　　輸送用機械　　2,936　　　　　217.2　　　　　 91.1

　　　うち外需　　　 52,807　　　　　105.0　　　　　 67.4
　　　　アジア　　　 19,780　　　　　 98.9　　　　　 65.2
　　　　欧州　　　　 12,136　　　　　 96.9　　　　　 62.7
　　　　北米　　　　 19,570　　　　　117.8　　　　　 72.0

 

　　【確報（2019年累計）概要】

　　　　　　　　　金額（百万円）　　 前年比

　　　受注総額　　　1,229,900　　　　 67.7

　　　うち内需　　　　493,188　　　　 65.7
　　　　一般機械　　　202,203　　　　 68.0
　　　　自動車　　　　139,762　　　　 56.3
　　　　電気・精密　　 43,025　　　　 57.3
　　　　航空・造船
　　　　輸送用機械　　 24,425　　　　 91.3

　　　うち外需　　　　736,712　　　　 69.1
　　　　アジア　　　　295,755　　　　 61.8
　　　　欧州　　　　　177,182　　　　 72.5
　　　　北米　　　　　246,199　　　　 75.6

 

　　※ひとこと
　　　１２月の受注確報を見ますと、受注総額の前月比は３カ月ぶり増加、前
　　年同月比は１５カ月連続の減少となり、速報段階では９００億円に届いて
　　いませんでしたが、確報で若干上方修正され、３カ月ぶりの９００億円超
　　えとなりました。ただ５カ月連続で１，０００億円割れとなっており、内
　　外需ともに依然弱含みの状況が続いています。
　　　
　　　内需は、前月比３カ月ぶり増加、前年同月比１３カ月連続減少で、３カ
　　月ぶりに３５０億円を超えましたが、依然４００億円を下回る水準であり、
　　１２月としての４００億円割れは２０１３年（３６７．２億円）以来、６
　　年ぶりとなります。
　　　業種別に見ても、全１１業種中７業種が前月比増加したものの、全般的
　　に弱めの推移が続いています。特に自動車は、前月比３カ月連続減少で、
　　４カ月ぶりの１００億円割れと弱さが目立っています。
　　　　　　
　　　外需は、前月比２カ月ぶり増加、前年同月比１５カ月連続減少で、５カ
　　月連続の５５０億円割れとなりました。１２月としての５５０億円割れは、
　　２００９年（４２５．９億円）以来１０年ぶりとなります。
　　　地域別に見ますと、アジアは２カ月連続で前月比減少し、２カ月連続の
　　２００億円となりました。東アジアは韓国、台湾の増加により、前月比増
　　加となったものの、その他アジアでは、タイをはじめＡＳＥＡＮ地域で減
　　少し、３７カ月ぶりの４０億円割れとなりました。中国が１９年央以降、
　　横ばい圏内で推移している一方、インドは年央以降減速傾向となっている
　　中、今月のＡＳＥＡＮ地域における減少について、今後の動向が注目され
　　ます。
　　　欧州は、前月比２カ月ぶり減少で、８カ月連続の１５０億円割れと弱含
　　みの状況が続いています。「その他西欧」では、トルコでのスポット受注
　　により、２０００年以降の最高額を記録したものの、ドイツ、イタリア、
　　フランスなどのＥＵ主要国では、前年同月比半減以下と厳しい状況が続い
　　ています。
　　　北米は、アメリカの自動車向け大型受注の影響もあり、主要３極で唯一
　　前月比増加となりました。ただ、５カ月連続で２００億円を下回り、アメ
　　リカの航空・造船・輸送用機械が３５カ月ぶりの低水準となるなど、力強
　　さに欠ける状況です。

　　　この結果、２０１９暦年の受注累計は、受注総額が３年ぶりに減少し、
　　９年連続で１兆円を超えましたが、３年ぶりの１兆３千億円割れとなりま
　　した。
　　　内需は国内需要の減速を受け、３年ぶりに減少し、５年ぶりの５千億円
　　割れとなりました。
　　　外需も主要３極すべてで２割以上減少し、外需計は３年ぶりに８千億円
　　を下回りました。

　　　暦年受注の詳細は、次号以降のコラムであらためてご紹介いたします。

 

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次回、Vol.311は2020年2月12日（水）に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。　　

 

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【ましんつ～るまがじん】

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