ましんつ~るまがじん~vol.370~

INDEX

 ・今日のコラム………… JIMTOF2022特集(第1回)開催概要

 ・統計更新情報………… 2022年6月分受注速報発表

 ・最新情報……………… 1.輸出管理業務支援サービス 拡充のお知らせ
              2.第424回講習会「環境対応と脱炭素の動向
                ~工作機械と要素技術,新たな規格まで~」
                開催のお知らせ
               (公益社団法人精密工学会)

 ・編集後記……………… 第424回講習会について(S)

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◇ 今日のコラム
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○JIMTOF2022特集(第1回)開催概要

今号より、11月8日(火)から13日(日)まで当会及び(株)東京ビッ
グサイトが開催する国際工作機械見本市「JIMTOF2022」を特集しま
す。

JIMTOFは、2年に1度開催する国際工作機械見本市で、米国のIMT
S、欧州のEMO、中国のCIMTに並ぶ世界4大工作機械見本市の1つです。

出展する多くの工作機械メーカが、JIMTOFに合わせて新製品や新技術
を発表するため、来場者が世界のものづくりの最先端を感じ取れる見本市とな
っており、世界最大級の国際技術ショーという特徴を持っています。

60周年を迎え、4年ぶりのリアル開催となる今JIMTOFは、東京ビッ
グサイト全館(2019年に竣工した南展示棟を含む。)を利用して過去最大
規模の出展小間数にて開催します。

特集第1回目として、今JIMTOFの開催概要をご紹介します。

【開催概要】

(1)名  称 : JIMTOF2022(第31回日本国際工作機械見本市)
(The 31th Japan International Machine Tool Fair)

(2)会  期 : 2022年11月8日(火)~13日(日)

(3)会  場 : 東京ビッグサイト全館

(4)開場時間 : 9:00~17:00(最終日9:00~16:00)

(5)キャッチコピー: 開かれる扉(ミライ)、世界を動かす技術の出会い

(6)出 展 物 : 工作機械 / 鍛圧機械 / 工作機器 / 機械工具(切削工具、
耐摩耗工具)/ ダイヤモンド・CBN工具 / 研削砥石 /
歯車・歯車装置 / 油圧・空気圧・水圧機器 / 精密測定
機器 / 光学測定機器 / 試験機器 / 制御装置および関連
ソフトウェア(CAD、CAM等) / その他工作機械に関する
環境対応機器装置・機器・資材・製品・技術及び情報

(7) 出展規模  : 861社 5,610小間(2022年6月13日時点)

(8)主  催  : (一社)日本工作機械工業会/(株)東京ビッグサイト

JIMTOFを通じ、多くの素晴らしい出会いと産業の躍進に繋げたいとの思
いから「開かれる扉(ミライ)、世界を動かす技術の出会い」をキャッチコピ
ーとしました。

新たな会場として加わる南展示棟では、特別企画「Additive Manufacturing
エリア in JIMTOF2022」を実施します。製造業の注目トレンドである積層造形装
置とその関連製品を一堂に集結させ、その革新的技術を披露します。

是非ご期待下さい。

【JIMTOF2022公式ホームページ】
https://www.jimtof.org/jp/index.html

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◆ 統計更新情報
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○2022年6月分受注速報発表(7月11日15時公表)
http://www.jmtba.or.jp/machine/data

速報(2022年6月分)

金額(百万円) 前月比  前年同月比

受注総額   154,685    100.9   117.1

うち内需    58,630    118.5   131.3

うち外需    96,055     92.5   109.9

 

※ひとこと
6月の受注速報を見ますと、受注総額は、4カ月連続の1,500億円
超えで、単月の受注額としては過去9番目と高水準の受注が続いています。
前月比は3カ月ぶり増加、前年同月比は20カ月連続増加で、1,000
億円超えは17カ月連続です。

うち内需は、前月比3カ月ぶり増加、前年同月比16カ月連続増加で、
3カ月ぶりに550億円を上回りました。補助金採択分による押し上げ効
果があったものと考えられますが、半導体関連を中心とした堅調さが依然
続いています。

一方外需は、前月比2カ月ぶり減少、前年同月比20カ月連続増加で、
4カ月ぶりに1,000億円を下回ったものの、単月としては過去13番
目であり、高水準の受注が続いています。地政学的リスクや米国の利上げ
による影響などリスク要因が多く存在する中でも、前月に大型受注があっ
たことを踏まえると、好調が持続していると考えられます。

 

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◇ 最新情報
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1.輸出管理業務支援サービス 拡充のお知らせ
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当会では、工作機械関連事業者における円滑な輸出管理の実施を支援するた
め、当会が認定する輸出管理業務支援アドバイザーを派遣し、相談へのご対応
やセミナーの開催を行っています。

具体的なサービスは次の通りです。

(1)輸出管理法令等の解説
(2)工作機械貨物及びその技術の該非判定支援
(3)輸出管理体制、規定類の構築支援
(4)社内教育支援(講演・セミナー)
(5)その他支援(ご要望に応じて柔軟に対応)

特に、社内の役員会や海外営業部門・輸出管理部門への教育の機会にサービ
スをご利用頂き、好評を頂いています。

今年6月からはニーズにきめ細かく対応させて頂くべく、アドバイザーを拡
充しましたので、是非ご利用下さい。

詳細は以下のURLよりご確認下さい。

https://www.jmtba.or.jp/export

○お問い合わせ
業務国際部 廣井・礒嵜
TEL:03-3434-3961
E-mail:hiroi@jmtba.or.jp、isozaki@jmtba.or.jp

 

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2.第424回講習会「環境対応と脱炭素の動向~工作機械と要素技術,
新たな規格まで~」開催のお知らせ(公益社団法人精密工学会)
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このたび、公益社団法人精密工学会の主催により、第424回講習会「環
境対応と脱炭素の動向~工作機械と要素技術,新たな規格まで~」が、オン
ライン形式にて開催されますので、ご案内致します。

読者の皆様にもご参考いただける内容ですので、奮ってご参加下さい。

・開催日:2022年7月12日(火)10時00分
~8月2日(火)17時00分

・開催方法:クラウドサービス「Box」を利用したオンデマンド形式

・申込締切:2022年7月27日(水)
(開催期間中に参加申込をされた場合のキャンセルは不可)

・題目・講師

1.「精密加工および工作機械における環境対応・省エネについて」
東京大学大学院 工学系研究科 教授 杉田 直彦 氏

2.「カーボンニュートラルの取り組みと工作機械の環境対応について
DMG森精機(株)
サステナビリティ推進部長 遊亀 博 氏
切屑・ クーラント・ ミスト部長 山本 幸佑 氏

3.「オイルマチック「GreenR」シリーズが目指すビジョン」
関東精機(株)冷機事業部営業本部長 萩原 雅彦 氏

4.「切りくず処理の自動化による生産性向上と環境改善への貢献」
三愛エコシステム(株)代表取締役社長 佐藤 直樹 氏

5.「ウルトラファインバブルクーラントによる切削・研削性能の改善と
環境対応への寄与」
富山県立大学 工学部 知能ロボット工学科 教授 岩井 学 氏

6.「工作機械の環境評価規格 JIS B 0955 シリーズについて(1)」
7.「工作機械の環境評価規格 JIS B 0955 シリーズについて(2)」
(一社)日本工作機械工業会 環境負荷調査専門委員会
(一社)日本工作機械工業会 笹川 哲平 氏
DMG森精機株式会社 五味 英一郎 氏
シチズンマシナリー(株) 中谷 尊一 氏
ブラザー工業(株) 芳賀 大輔 氏
ヤマザキマザック(株) 兼松 勇夫 氏

・参加費(税込)
会員:22,000円(賛助会員・協賛団体会員含む)
学生会員: 2,000円(税込)
非会員:36,000円(税込)
学生非会員: 7,000円(税込)
注)賛助会員無料券をお持ちの方はご利用下さい。

・第424回講習会詳細は以下URLよりご確認下さい。
https://www.jspe.or.jp/wp/wp-content/uploads/course/424.pdf

・講習会参加申込は以下URLよりお願い致します。
https://www2.jspe.or.jp/form/koshukai/koshukai_form.html

 

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○第424回講習会について

最新情報にも掲載致しました(公社)精密工学会 第424回講習会は、
環境対応・脱炭素をテーマに開催致します。カーボンニュートラル(炭素中立)
の達成は今や世界的な課題であり、特に省エネや環境負荷軽減などの環境対応は
新たな付加価値としてクローズアップされ,その重要性は高まっています。

今回の講習会では、生産設備の環境配慮の提案や環境対応の事例を通して、
製造現場の環境対応の方向性を紹介する内容となっています。また、工作機械の
新たな環境評価規格として発行された「JIS B 0955 シリーズ」に関する解説も
予定しております。

講習会はオンデマンド形式のオンライン講習会ですので、期間内でしたら、
ご都合のよろしい時間に繰り返しご視聴いただけます。是非、この機会に
お申込みください。

(S)

 

■━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

次回、Vol.371は2022年7月21日(木)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。

 

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【ましんつ~るまがじん】

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send@jmtba.or.jp

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