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当会では、工作機械業界の人材育成に資するため、工作機械技術の将来を担う企業の技術者の育成・教育および大学・高専・工業高校当の工作機械に関する授業の教育書・参考書として、平成10年6月に『工作機械の設計学(基礎編)』を発刊しました。
同書はこれまで、当会会員企業をはじめ、製造業に携わる幅広い技術者の方々に活用いただき、ご好評をいただいておりますが、年月の経過とともに内容の陳腐化が進み、応用編との重複や基礎編の各章の記述レベルの不統一等の問題もあったことから、産学の工作機械関連の研究者・実務者の方々のご支援をいただき、2016年度より改訂作業を進め、今般、2020年3月に『新版 工作機械の設計学(基礎編)』として発刊することとなりましたのでご案内申し上げます。
本書は、斯界の第一線で活躍されている方々にご執筆いただくことによって、各種の機械要素を含む工作機械設計に対して理論的に裏付けされた基本的な考え方を明らかにしており、工作機械設計のみならず、あらゆる機械設計に通じるものと確信しております。多くの皆様に本書をご活用賜りたく存じます。
なお、お申込みの際は、当会出版物のページからお申込みくださいますようお願い申し上げます。
■販売価格
注1:基礎編は新版発刊にあたり価格が変更になります。
注2:応用編は現行版のままで内容・価格に変更ありません。
基礎編 (1冊) |
応用編 (1冊) |
基礎編+応用編 (1セット) |
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日工会会員 | 2200円 | 2500円 | 4200円 |
一般・海外 | 4400円 | 5000円 | 8400円 |
※教職員・学生の方は会員価格でお求めいただけます。
※上記金額は全て税込です。
※発送の際、別途送料を申し受けます。
【新版 工作機械の設計学(基礎編)目次概要】(B-5版 総ページ340頁)
第1章 工作機械の概要(工作機械とは、工作機械の特質、代表的な加工法と工作機械の種類、
工作機械の分類、工作機械の基本構成要素、工作機械への要求、工作機械の歴史)
第2章 工作機械設計のための基礎事項(設計技術の体系表、工作機械が受ける力とその影響、
加工力の推定法、荷重負荷頻度分布、熱源と熱伝達率、材料物性値、人間工学的データ、
性能評価方法、安全・環境対策、工作機械設計の基本、設計へのFEM解析の適用法)
第3章 工作機械要素設計の基礎(主要構造要素の種類と役割、構造本体の設計法、結合部、
駆動機構、NC装置、シーケンス制御と制御機器、油空圧制御)
第4章 周辺装置(切削・研削液供給装置、ろ過器、分離器、切りくず処理装置、
その他の周辺装置)
第5章 参考資料(工作機械関連のJIS規格、現場用語集)