ましんつ~るまがじん~vol.27~

INDEX

・今日のコラム………… 経営委員会とは?(第3回)

・統計更新情報………… 2011年10月次受注短観発表

・最新情報……………… 精密工学会 第350回講習会「レーザだからで
きる高機能高付加価値加工」開催のお知らせ

・編集後記(村田)…… 究極のエコカー

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◇ 今日のコラム
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○経営委員会とは?
~第3回 人材開発部会~

今回は人材開発部会についてご紹介いたします。

人材開発部会では、当業界における労務環境を把握するため、春期賃上げ並び
に夏期及び冬期一時金の要求・妥結状況等に関する調査を中心に活動していま
す。

労務環境という面では、残業規制や派遣労働者の問題など、生産活動に直結す
る課題は多く、生産効率化という面からも調査活動を充実させ、現行の各種制
度に対して有益な提案等を行っていけるよう、活動していきたいと考えており
ます。

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◆ 統計更新情報
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○2011年10月次受注短観発表(2011年10月31日15時公表)
※ホームページの掲載は現在作業中ですので、もうしばらくお待ちください。

短観(10月次)

1、業況に関する判断(DI)
(a)会社全体の業況    足元  4.5  翌月  6.0
(b)工作機械事業の業況  足元  4.5  翌月  6.0

2、工作機械受注の先行き予測に関する判断(DI)
(c)受注総額の水準    足元  3.0  翌月  4.5
(d)受注内需の水準    足元  -1.5  翌月  0.0
(e)受注外需の水準    足元  4.6  翌月  6.2

3、受注内需業種別の水準(DI)
(f)一般機械向けの受注水準  翌月  1.5
(g)自動車向けの受注水準   翌月  1.6
(h)電気・精密向けの受注水準 翌月  -6.1

4、受注外需地域別の水準(DI)
(i)アジア向けの受注水準   翌月  7.7
(j)欧州向けの受注水準    翌月  -5.5
(k)北米向けの受注水準    翌月  3.4

(ひとこと)
10月の受注短観を見ますと、全体としては各種要因からやや足踏み状態に
なっています。国内は業種別でも先月から大きな基調の変化は見られません
が、海外では中国やタイの影響もあってアジアで前月から減少したほか、欧
州、北米でも若干のマイナスとなりました。ただし、翌月のDIは内外需と
も増加しており、下降局面に入ったわけではないと思われます。

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◆ 最新情報
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精密工学会 第350回講習会「レーザだからできる高機能高付加価値加工」
開催のお知らせ
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このたび、公益社団法人精密工学会主催により、第350回講習会「レーザ
だからできる高機能高付加価値加工」が開催されますので、ご案内いたします。
読者の皆様にご参考いただける内容ですので、奮ってご参加下さい。

1.日 時:平成23年11月16日(水) 9時50分~16時50分
2.会 場:キャンパス・イノベーションセンター東京(CIC) 国際会議室
(〒108- 0023 東京都港区芝浦 3-3-6 )
3.プログラム
●講演:レーザ加工の技術トレンドと加工メカニズム
中央大学 研究開発機構 新井 武二 教授
●講演:マイクロ分野レーザの市場・技術動向
三菱電機株式会社 産業メカトロニクス事業部 菱井 正夫 氏
●講演:ステルスダイシングの加工原理
大阪大学 大村 悦二 教授
●講演:環境に関わるレーザアプリケーションとそれに使用されている材料
の吸収特性を利用したレーザ加工プロセス
株式会社片岡製作所 酒川 友一 氏
●講演:微細穴あけレーザ加工技術
三菱電機株式会社 廣崎 達也 氏
●講演:GFAC Laserによる3D曲面へのアブレーション-シボ加工、彫刻・
刻印、微細加工、マーキング
株式会社アジエ・シャルミー・ジャパン 齋藤 幸一 氏
●講演:レーザによる微細加工技術の最前線
レーザージョブ株式会社 大江 幸弘 氏

4.参加費
精密工学会会員(賛助会員および協賛団体会員を含む)20,000円
非会員 30,000円
学生会員 無料
→テキストご入用の場合は,4,000円をご負担ください
学生非会員 6,000円 【講習会テキスト代込み】

5.申込み方法
精密工学会ホームページよりお申込み下さい。
http://www.jspe.or.jp/event/koshukai/seminar.html

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○総務部 村田です。

先日、豊田自動織機が、空気で走る車「KU:RIN(クーリン)」を開発
したというニュースを見ました。

http://www.toyota-shokki.co.jp/news/2011/110922kurin/

この車は、1人乗りで全長3.5メートル、最大幅83センチ、楔形をした
三輪車で、圧縮空気の入ったボンベとカーエアコンのコンプレッサーを動力に
して、最速129.15km/hで走行するそうです。

また、化石燃料を使用せず、空気のみをエネルギーとするので、当然のこと
ながら有害なガスも排出せず、究極のエコカーといえるかと思います。

こんな夢のような車を、豊田自動織機の20~30代の技術者7人が趣味の
クラブ活動で、終業後や休日を利用し、2年間かけて開発したそうです。

このニュースを見て、自分自身の余暇の過ごし方を反省するとともに、開発
者達のモノを作る技術、情熱やこだわりに素直に感動しました。

次回、Vol.28は11月10日(木)15:00頃に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。

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