ましんつ~るまがじん~vol.33~

INDEX

・今日のコラム………… 今年一年を振り返って

・統計更新情報………… 2011年12月次受注短観発表

・編集後記  ………… 2011年最後の配信

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◇ 今日のコラム
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○今年一年を振り返って(事務局長 津上 邦夫)

平成23年の工作機械業界を一年振り返ってみますと、さまざまなことがあ
りましたが、総じて言えば「さらなるグローバル化元年」であったのではない
かと思います。

3月に発生した東日本大震災の影響や10月のタイ洪水被害により、製造業
の部品や部材の供給体制(サプライ・チェーン)が寸断されたことは、改めて
国際供給体制(グローバル・サプライ・チェーン)が製造業に必要不可欠な時
代になってきた、ということを皆さんも実感されたのではないかと思います。

一方、8月には超円高となり、1ドル70円台にまで上昇し、日本の製造業
は更に海外生産移転を加速、厳しい国際競争を勝ち抜くための海外戦略の構築
を余儀なくさせられております。
こうした中で工作機械業界は、新興国の需要、特に中国を中心とする海外の
工作機械需要に支えられ、受注総額も年間約1兆3千億円への回復が視野に入
ってきました。

今日、欧州金融不安が新興諸国経済にも波及し、来年も外需を維持し収益を
確保できるか不透明になってきました。しかし、我が国工作機械産業は来年も
引き続き世界トップクラスのマザーマシンの供給国として、ユーザーニーズに
沿った高付加価値製品の開発に努めるとともに、新興経済国の市場開拓も図っ
ていく年になると思われます。

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◆ 統計更新情報
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○2011年12月次受注短観発表(2011年12月26日15時公表)

短観(12月次)

1、業況に関する判断(DI)
(a)会社全体の業況    足元  4.5  翌月  6.0
(b)工作機械事業の業況  足元  6.0   翌月  6.0

2、工作機械受注の先行き予測に関する判断(DI)
(c)受注総額の水準    足元  3.0  翌月  4.5
(d)受注内需の水準    足元  -1.5  翌月  -1.5
(e)受注外需の水準    足元  4.6   翌月  6.2

3、受注内需業種別の水準(DI)
(f)一般機械向けの受注水準  翌月  1.5
(g)自動車向けの受注水準   翌月  3.2
(h)電気・精密向けの受注水準 翌月  -4.5

4、受注外需地域別の水準(DI)
(i)アジア向けの受注水準   翌月  9.2
(j)欧州向けの受注水準    翌月  -5.6
(k)北米向けの受注水準    翌月  6.9

(ひとこと)
12月次の受注短観では、足元の業況は若干低下しており、受注水準も内外
需とも減少しています。タイの復興需要や欧米市場の期末効果が期待されて
いましたが、前月から増加するほどの影響はないとみられます。先行きをみ
ても、横ばいからやや上向きではあるものの、大幅な増加は期待できないも
のと思われます。

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○2011年最後の配信

本号を以て今年最後のましんつ~るまがじんとなります。

今年は、東日本大震災や原発事故、タイ洪水被害の影響等、大きな自然災害の
影響を受けた年となりましたが、2月の配信開始以来、読者の皆様より、ご理
解とご支援を賜りましたことに心より御礼申し上げます。

約1年を通じ、当工業会活動についてのご紹介、統計情報、最新のトピックに
ついて配信して参りました。来年は11月にJIMTOF(日本国際工作機械
見本市)が控えていることから、JIMTOFにちなんだ特集も検討しており
ます。今後も本マガジンに関するご意見・ご感想等お寄せいただければ幸いで
ございます。

来年も、日本工作機械工業会「ましんつ~るまがじん」を宜しくお願い致しま
す。

(S)

次回、Vol.34は2012年1月12日(木)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。

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【ましんつ~るまがじん】

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