ましんつ~るまがじん~vol.54~
INDEX
・今日のコラム………… JIMTOFを振り返る(第22回~第24回)
・統計更新情報………… 2012年7月分短観発表
・最新情報……………… 1.「日本の工作機械産業2012」 刊行
2.「工作機械統計要覧2012」頒布開始
3.下請中小企業震災復興特別商談会のお知らせ
・編集後記 ………… 第53回日工会野球大会開催中
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◆ 今日のコラム
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過去のJIMTOFを振り返るコラムをシリーズでお伝えしております。
今号では、第22回から第24回までを紹介します。
[特徴]
2000年代中頃の日本経済は、国内における不良債権処理にも目途が立ち、
中国を始めとする新興国の需要増加による輸出拡大を背景に、「いざなぎ景気」
を超える息の長い景気回復局面を迎えます。
このような中、日本の工作機械業界は、自動車の設備投資の拡大や重厚長大産
業の復活を受けて、内需が受注を牽引し、2007年には史上最高額である
1兆5,900億円を記録します。
しかし、2008年の秋口に「リーマン・ショック」による国際的な金融危機
が発生したことで、2009年の受注額は前年の約3分の1に減少するなど、
業界を取り巻く環境は激変します。
JIMTOF2008頃の切削型工作機械の動向は、エネルギー・航空機産業
等からの需要により大型機が増えだしたこと、多軸化、複合化及びロボットと
の融合化など高能率化に即結びつくような工作機械技術の提案が積極的になさ
れたこと、そして新素材の活用や主軸の高速化への取り組みなどが挙げられま
す。
こうした中、第22回から第24回までのJIMTOFは下記の通り開催され
ました。
[開催概要]
-第22回(2004年11月1日~11月8日)-
・会場 :東京ビッグサイト
・会場面積 :243,420平方メートル
・展示館面積:82,660平方メートル(5,037小間)
・出展者数 :524社
・総入場者数:147,251人(入場登録者数)
・参加国 :22カ国・地域
-第23回(2006年11月1日~11月8日)-
・会場 :東京ビッグサイト
・会場面積 :243,420平方メートル
・展示館面積:82,660平方メートル(5,125小間)
・出展者数 :546社
・総入場者数:154,328人(入場登録者数)
・参加国 :19カ国・地域
-第24回(2008年10月30日~11月4日)-
・会場 :東京ビッグサイト
・会場面積 :243,420平方メートル
・展示館面積:85,520平方メートル(5,233小間)
・出展者数 :573社
・総入場者数:169,381人(入場登録者数)
・参加国 :17カ国・地域
次回は、第25回JIMTOFと、今年11月開催の第26回JITMOF
について紹介いたします。
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◆ 統計更新情報
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○2012年7月次受注短観発表(2012年7月30日15時公表)
短観(2012年7月次)
1、業況に関する判断(DI)
(a)会社全体の業況 足元 2.9 翌月 4.4
(b)工作機械事業の業況 足元 2.9 翌月 2.9
2、工作機械受注の先行き予測に関する判断(DI)
(c)受注総額の水準 足元 2.9 翌月 2.9
(d)受注内需の水準 足元 -1.5 翌月 -1.5
(e)受注外需の水準 足元 3.0 翌月 3.0
3、受注内需業種別の水準(DI)
(f)一般機械向けの受注水準 翌月 0.0
(g)自動車向けの受注水準 翌月 4.7
(h)電気・精密向けの受注水準 翌月 -9.0
4、受注外需地域別の水準(DI)
(i)アジア向けの受注水準 翌月 1.5
(j)欧州向けの受注水準 翌月 -7.3
(k)北米向けの受注水準 翌月 5.1
(ひとこと)
7月の受注短観をみると、7月の足元は、6月から業況、受注水準とも減少
しています。円高や欧州問題などにより、受注額は1千億円台にはあるもの
の、慎重な見方が続いているものと思われます。内需業種別、外需地域別の
指標もすべて翌月は減少しており、今後の動向が注目されます。
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◆ 最新情報
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1.「日本の工作機械産業2012」刊行
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7月20日に、冊子「日本の工作機械産業2012」を刊行しました。
工作機械の種類、日本の工作機械産業の規模と動向、日工会の活動などを平易
に解説した業界案内書となっており、会員企業の皆様は無料、一般の皆様には
1部500円にてお求めいただけます。
ご希望の方は下記URLより日工会ホームページにアクセス頂き、
(Top→出版物→購入ボタン)によりお申込み下さい。
https://www.jmtba.or.jp/
本件担当:業務国際部 業務国際課 佐藤・米谷
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2.「工作機械統計要覧2012」頒布開始
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7月23日より、工作機械統計要覧2012が頒布開始となりました。
本書は毎年発行しており、前年の受注、生産、輸出入のほか、労務や海外統計
等のデータも収録しています。
○価格
(日工会会員) 1,000円(税込)/部
(学生・教職員)1,000円(税込)/部
(一般) 6,800円(税込)/部
○購入方法
1.インターネット
日工会ホームページの「出版物」ページにある「購入する」をクリック
し、必要事項をご記入の上、ご注文ください。
https://www.jmtba.or.jp/05bookF_01.html
2.FAX
購入部数、会社名、部署名、氏名、電話番号、送付先等を明記の上、
03-3434-3763までFAXしてください。
3.事務所販売
機械振興会館の当会事務所でも販売しております。
※書店等では販売しておりません。
※インターネット、FAXでのご注文の場合、送料をご負担いただきます。
送料:メール便 160円(2部までメール便発送可能)
2部以上は、宅急便等で配送させていただきます
※商品と請求書を同送いたします。
※納品書、領収書は通常発行しておりませんので、必要の場合はお知らせく
ださい。
○お問い合わせ
調査企画部 高野、礒嵜
TEL:03-3434-3961
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3.下請中小企業震災復興特別商談会のお知らせ
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東日本大震災後、被災地域における下請け中小企業の円滑な再建を図ることを
目的に、中小企業庁主催の「下請中小企業震災復興特別商談会」が行われます。
全国の企業と被災地域における下請中小企業の商談会の場を設け、新規受注の
確保等の支援や新しいものづくりの体制の確保に向けた商談会です。
発注企業、受注企業とも参加費は無料となっておりますので、下記URLから
詳細をご確認いただき、参加をご検討されてはいかがでしょうか。
「下請中小企業震災復興特別商談会」ホームページ
http://www.syodankai.jp
○お問い合わせ
下請中小企業震災復興特別商談会 事務局
TEL:03-3542-5388
Mail:info@syodankai.jp
■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
○第53回日工会野球大会開催中
今年も夏の全国高校野球選手権が始まり、各地方の代表校が続々と揃いつつあ
ります。
実は、日工会でも毎年夏に東京で野球大会を開催しています。
53回目を迎える今年は8チーム(シチズンマシナリーミヤノ、浜井産業、ジ
ェイテクト、コマツNTC、牧野フライス、三井精機、森精機、オークマ)が
出場し、今日と明日の2日間に渡る熱いトーナメント戦を繰り広げています。
昨年は森精機が初優勝を果たし、準優勝 コマツNTC、3位 オークマとなり
ました。今年はどのようなドラマが待っているのでしょうか。
お時間が許される方は、是非大井埠頭海浜公園野球場まで足をお運び下さい。
また、会員企業各社に於かれましては、来年は是非ご参加下さいますようご検
討頂ければと思います。
(H)
次回、Vol.55は2012年8月9日(木)に配信予定です。
毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。
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