ましんつ~るまがじん~vol.141~

INDEX

 ・今日のコラム………… JIMTOF・Tokyo2014結果報告
             (続報その3)

 ・統計更新情報………… 2014年12月次受注短観発表

 ・最新情報……………… 1.2014年度「工作機械の輸出管理講習会」
              開催のお知らせ
              2.【東京都中小企業振興公社】第2回成長産業
              等設備投資特別支援助成事業説明会のご案内

 

 ・編集後記……………… 早いもので・・・(M)

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◇ 今日のコラム
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○JIMTOF・Tokyo2014結果報告(続報その3)

前回に引き続き、JIMTOF期間中に開催された各イベントの概略等につ
いて報告します。

今号は、工作機械関連のソフトウェア・ワークショップ、及び主催者企画展
示について報告します。

(1)工作機械関連のソフトウェア・ワークショップ

日 時:平成26年10月31日(金)10:30~16:10
場 所:東京ビッグサイト会議棟1F 101会議室
参加者:88社146名(うち学生1名)

JIMTOF・Tokyo2014にあわせ、恒例のソフトウェアワーク
ショップを開催しました。当日は、過去最多の参加者を得て、「最新CNC
と計測技術でものづくりを革新」のテーマの下、当会会員企業のソフトウェ
アメーカ、計測器メーカが中心となって、講演を行いました。

また、特別講演として、白井秀範氏((株)DMM.com 3Dプリン
ト事業部長)より「3Dプリンターから始まる、新しいものづくり」と題し、
同社の展開する3Dプリント事業について講演頂きました。

(2)主催者企画展示(1) 世界に誇るニッポンのものづくり「キサゲ」

日 時:平成26年10月30日(木)~11月4日(火)
場 所:東京ビッグサイト東展示棟ガレリア(東2ホール前)
観覧者:4,391名

加工物を高精度に加工できるようにするために工作機械の製造工程で施す
匠の技術「キサゲ」を紹介しました。

ブースから溢れる程の観覧者を前に、当会会員であるオークマ(株)、
(株)牧野フライス製作所、三井精機工業(株)、(株)シギヤ精機製作所
の4社の匠がステージ上でキサゲの実演、トークライブを行い、観覧者を魅
了しました。

(3)主催者企画展示(2) 世界最高峰に挑み続ける“こだわりのものづくり”
BBS鍛造ホイール

日 時:平成26年10月30日(木)~11月4日(火)
場 所:東京ビッグサイト東展示棟ガレリア(東5ホール前)
観覧者:4,538名

自動車用ホイールで世界最高峰に挑み続けるBBSジャパン(株)の協力
のもと、同社の鍛造ホイールの製造技術を紹介しました。

ブースでは、同社工場の取材映像を放映したほか、同社技術者によるトー
クショーを開催し、BBSジャパンにおける“こだわりのものづくり”の様
子を披露しました。

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◆ 統計更新情報
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○2014年12月次受注短観発表(2014年12月25日15時公表)

《工作機械統計ページ》
https://www.jmtba.or.jp/machine/data

短観(2014年12月次) ※( )内は前月比

1、業況に関する判断(DI)
(a)会社全体の業況    足元 28.2 (△2.8)   翌月 23.9
(b)工作機械事業の業況  足元 21.1 (△5.7)   翌月 21.1

2、工作機械受注の先行き予測に関する判断(DI)
(c)受注総額の水準    足元  1.4 (△16.9)  翌月 -4.2
(d)受注内需の水準    足元 2.8 (△12.7)  翌月 -1.4
(e)受注外需の水準    足元 0.0 (△10.1)  翌月 -2.9

3、受注内需業種別の水準(DI)
(f)一般機械向けの受注水準  翌月  -1.4 (△7.0)
(g)自動車向けの受注水準   翌月  3.0 (+1.5)
(h)電気・精密向けの受注水準 翌月  -5.7 (△2.8)

4、受注外需地域別の水準(DI)
(i)アジア向けの受注水準   翌月  1.4 (△7.3)
(j)欧州向けの受注水準    翌月  -8.5 (△3.4)
(k)北米向けの受注水準    翌月  1.6 (±0.0)

(ひとこと)
12月の受注短観を見ますと、業況判断は前月から低下したものの、全社、
工作機械事業とも20を超える「良い」超が継続しており、依然として堅調
に推移している様子がうかがえます。
受注の先行きについては、足元では11月の反動もあって総額、内外需と
も低下しましたが、「減少」超にはなっていないため、前月に引き続き高水
準の受注も期待されます。一方、翌月は「減少」超となりました。1月は例
年受注が落ち着く月であり、大幅なマイナスではないことから、季節的な動
きのものと思われます。

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◆ 最新情報
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1.2014年度「工作機械の輸出管理講習会」開催のお知らせ
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安全保障貿易管理に関する国際協定に基づく日本の法令により、今日多くの
日本の工作機械は、その輸出に際し経済産業省の許可が必要になっています。

工作機械の輸出に携わる企業、国内の工場で稼働している工作機械を海外に
移設する可能性がある企業等におかれましては、日本の法令を正しくご理解頂
いた上で、法令違反を犯すことの無いよう輸出を行って頂きたいと考えており
ます。

そこで、当会では、来る2015年1月から2月にかけて2014年度「工作
機械の輸出管理講習会」を開催致します。

なぜ工作機械の輸出に際し経済産業省の許可を取らなければならないのか?
どの工作機械について許可を取らなければならないのか?許可を取るためには
どのような書類が必要なのか?など、初めて工作機械の輸出管理に携わる方に
も解り易い内容で解説致します。

当会ホームページより詳細をご確認頂き、是非ご参加下さいますようお願い
申し上げます。

<本講習会に関する問い合わせ先>
(一社)日本工作機械工業会 業務国際部 廣井
FAX: 03-3434-3961
E-mail: hiroi@jmtba.or.jp

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2.【東京都中小企業振興公社】
第2回成長産業等設備投資特別支援助成事業説明会のご案内
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東京都中小企業振興公社は、都内中小企業の皆様が、成長産業分野(健康、
環境・エネルギー、危機管理、航空機、ロボット)での事業展開に必要となる
機械設備や付加価値の高いものづくりを目指すために必要となる先端機械設備
の新たな導入に要する経費の一部を助成する「成長産業等設備投資特別支援助
成事業」を実施しています。

このたび、第2回の募集を行うにあたり、助成事業の説明会を開催いたしま
すので、ぜひご参加ください。

■説明会概要

(1)平成27年1月19日(月) 多摩支社2F大会議室
昭島市東町3-6-1(JR「西立川駅」徒歩7分)

(2)平成27年1月20日(火) 城南支社2F東京都研修室
大田区南蒲田1-20-20(京浜急行「京急蒲田駅」徒歩5分

(3)平成27年1月21日(水) 城東支社2F中会議室
葛飾区青戸7-2-5(京成「青砥駅」徒歩13分)

(4)平成27年1月23日(金) コンベンションルームAP秋葉原5FA・B・C室
台東区秋葉原1-1(JR・TX・日比谷線「秋葉原駅」徒歩5分)

※参加を希望される方は、公社ホームページからお申し込みをお願いいた
します。
※各回とも申込み先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。
なお、申し込みが多数の場合、助成対象である中小企業者等を優先させ
ていただきます。

<本説明会の申込はこちらから>
東京都中小企業振興公社ホームページ
http://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/1405/0005.html

■助成事業の内容

(1)助成対象経費
機械装置及び試験・測定機器の購入経費等

(2)助成対象期間
平成27年4月1日から最長平成28年12月31日まで

(3)助成限度額及び助成率
中小企業者:限度額1億円、助成率1/2以内
小規模企業者:限度額3,000万円、助成率2/3以内

事業の詳細及び申請方法については、1月19日以降に東京都中小企業振興
公社ホームページに掲載する募集要項をご覧ください。

<お問い合わせ先>
公益財団法人東京都中小企業振興公社
企画管理部 設備リース課 特別支援担当
TEL: 03-5822-5177

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○早いもので・・・。

2014年は、冬季オリンピックやサッカーW杯の開催、消費税増税、また
当業界ではJIMTOF・Tokyo2014の開催など、様々な出来事があ
りましたが、早いもので、もう年末になってしまいました。

年末年始の天気予報は、日本列島に強い寒波が襲来し、寒さが厳しく、北日
本を中心に大荒れになるとのことです。

また、首都圏ではインフルエンザの患者数も増加傾向にあり、流行が拡大し
ているとのことです。

今年は、暦の関係で例年よりも比較的長い休みを取れる方も多いのではない
でしょうか。皆様くれぐれも事故や体調に気をつけて、良い年末年始をお迎え
下さい。

今年も一年間、ましんつーるまがじんをお読み頂きありがとうございました。

(M)

次回、Vol.142は2015年1月14日(水)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。

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【ましんつ~るまがじん】

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send@jmtba.or.jp

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