ましんつ~るまがじん~vol.213~

INDEX

・今日のコラム………… JIMTOF2016 結果報告(各種行事)

・統計更新情報………… 2016年12月次受注短観発表

・編集後記……………… 年越し蕎麦(M)

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◇ 今日のコラム
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○JIMTOF2016 結果報告(各種行事)

今号では、先月開催されましたJIMTOF・Tokyo2016で併催さ
れた各種イベントの結果概要についてお知らせいたします。

期間中は多くのイベントが開催されており、すべてをご報告するのは難しい
ため、今号ではJIMTOF期間外でも随時開催しているものを中心にご報告
いたします。

【工作機械トップセミナー ~ようこそ夢ある工作機械の世界へ~】

工作機械産業における人材の確保・育成活動の一環として、全国より理工系
学生を招待し、世界で活躍する工作機械やその技術の重要さと面白さを紹介す
るためのセミナーを毎年開催しています。

JIMTOF2016に併せて開催した今回のセミナーには、全国各地から
600名の学生・教職員が参加し、竹尾啓助理事((株)唐津プレシジョン・
代表取締役社長)をはじめ、ものづくりの世界で活躍する方々より講演いただ
くとともに、若手及びベテランエンジニアによるラウンドテーブルトークを実
施し、ものづくりへの興味喚起と製造業・工作機械産業で働くことの素晴らし
さについて啓発しました。

また、セミナー終了後に開催した懇親パーティには、会員29社が企業紹介
ブースを設置し、101名の技術者・人事担当者等が参加するなど、学生との
交流を大いに深めました。

(全体概要)
1.開催日 2016年11月19日(土)
2.場 所 東京ビッグサイト 会議棟
3.主 催 (一社)日本工作機械工業会
共 催 (一社)日本機械学会 生産加工・工作機械部門
4.参加者数 全国の大学・高専・高校74校より600名
(うち、関東近郊を除く全国各地から、27校 242名の学生を日
工会が招待)

【工作機械ユーザ向けメンテナンス講習会】

当講習会は、主に従事年数1~3年の工作機械オペレータを念頭に、工作機
械を長期間、精度を保ち、安全に使用するためのコツ、知識、注意点を簡潔に
伝授することにより、機械稼働時のマイナートラブルを予防又は低減し、顧客
満足度の向上を図ろうとするものです。

今回は、JIMTOF・Tokyo2016の会期に合わせ、昨年10月下
旬の名古屋(メカトロテックジャパン会場内)、本年4月の大阪(インターモー
ルド展会場内)、5月の長岡及び金沢に次いで、5カ所目の開催となりました。

今回の講習では、不具合事例とその予防・対応策に関する説明を新たに盛り
込んだ他、日頃のサービス業務で、会員のサービス員がユーザからよく耳にす
る質問と回答を充実し、教本を大幅に改訂しました。

合計聴講者数は151名で、定員(400名)に対する充足率では過去の開
催に及びませんでしたが、熱心な聴講者が多く、講義後は細かい内容について
の質問が多く寄せられていました。また、講習会後はユーザ及び会員企業から
教本の追加注文が相次ぎ、関心の高さが窺えました。

(全体概要)
○第1回
1.開催日 2016年11月17日(木)16:00~17:30
2.場 所 東京ビッグサイト 会議棟1階「102会議室」
3.聴講者 68名

○第2回
1.開催日 2016年11月21日(月)9:00~10:30
2.場 所 TFTビル東館9階「研修室909」
3.聴講者 41名

○第3回
1.開催日 2016年11月21日(月)15:30~17:00
2.場 所 TFTビル東館9階「研修室909」
3.聴講者 42名

(講師)
小島 輝一 氏(市場調査委員会サービス部会長)
東京理科大学 理工学部電気電子情報工学科 非常勤講師

【工作機械関連のソフトウェア・ワークショップ】

ソフトウェアの広報・潜在的な需要開拓を目的に、会期中の11月18日、
工作機械関連のソフトウェア・ワークショップを開催しました。今回は
「IoT対応でCNCと計測技術が進化」をメインテーマに、会員企業等7社
から工夫を凝らしたプレゼンテーションが行われました。

1.開会挨拶 佐野 泰治 氏 (一社)日本工作機械工業会 監事
(株)ジェービーエム 取締役会長

2.特別講演 「最新ロボットシミュレーションシステム」
講 師 Edward House 氏(Octopuz.Inc CANADA President)

3.プレゼンテーション
○(株)ジェービーエム「Mastercam 2017」
○レニショー(株)  「機上計測のためのソフトウエア」
○ブルーム-ノボテスト(株)「次世代の機上計測ソリューション
~ワーク面スキャニング&面粗度測定~」
○(株)ソフィックス 「古い工作機械をIoT化するアナログIoT」
○オークマ(株)   「1台のスマートマシンから始まるものづくり革命」
○シーメンス(株)  「CNC(ハード)との融合がCAM(ソフト)のレ
ベルを底上げ」
○ビー・ユー・ジーDMG森精機(株)「ワールドワイドな工作機械モニタ
リングシステムの開発」

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◆ 統計更新情報
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○2016年12月次受注短観発表(2016年12月27日15時公表)

《工作機械統計ページ》
https://www.jmtba.or.jp/machine/data

1、業況に関する判断(DI)
(a)会社全体の業況    足元  7.0(△2.9)  翌月  5.6
(b)工作機械事業の業況  足元 △2.8(△4.2)  翌月  1.4

2、工作機械受注の先行き予測に関する判断(DI)
(c)受注総額の水準    足元 △5.6(△8.4)  翌月 △2.8
(d)受注内需の水準    足元 0.0(△4.2)   翌月 △2.8
(e)受注外需の水準    足元 △5.8(+1.4)  翌月 △4.3

3、受注内需業種別の水準(DI)
(f)一般機械向けの受注水準  翌月 △7.0(△8.4)
(g)自動車向けの受注水準   翌月  0.0(+3.0)
(h)電気・精密向けの受注水準 翌月 △12.9(△2.9)

4、受注外需地域別の水準(DI)
(i)アジア向けの受注水準   翌月 △1.4(+10.2)
(j)欧州向けの受注水準    翌月 △11.7(△5.0)
(k)北米向けの受注水準    翌月 △9.5(±0.0)

(ひとこと)
12月の受注短観を見ますと、足元の業況判断は会社全体、工作機械事業
ともに低下し、工作機械事業は2カ月ぶりの「悪い」超となりました。翌月
は会社全体は低下した一方、工作機械事業は上昇し、ともに「良い」超の見
込みとなりました。
受注の先行きについて見ますと、今月は内需が横ばいとなり、先月に引き
続き展示会による押し上げ効果が期待されますが、翌月以降は、自動車を除
き、やや慎重に推移する見込みです。外需は、年末の商談効果が期待される
ものの、全体的に停滞感が残り、受注水準は足元、翌月ともに「減少」超と
なっています。

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○年越し蕎麦

早いもので今年も残すところ、5日となりました。

皆さんは大晦日に年越し蕎麦を召し上がりますか?

年越し蕎麦は一般的に大晦日に食べますが、食べるタイミングがそれぞれ異な
るようです。私の実家では夕飯代わりに食べますが、年越し間際になって食べる
家庭も多いそうです。また、一部の地域では年が明けてから食べるところもある
そうです。

また、年越し蕎麦は、江戸時代には日本に定着していた風習で、諸説由来はあ
りますが、蕎麦は切れやすいことから、「今年一年の災厄を断ち切る」という意
味で、年越しに蕎麦を食べるようになったようです。

一方、年越し蕎麦に対抗し、「年明けうどん」や「年明けカレー」も一部で定
着しつつあります。実際にスーパーでは、おせち料理に飽きた時期に、うどんや
カレーの売上げが伸びるそうです。

皆さんも年越し蕎麦や年明けうどんで、年末年始をどうぞお元気にお過ごし下
さい。

今年も一年間ご愛読下さいましてありがとうございました。

良い新年をお迎え下さい。

(M)

次回、Vol.214は2017年1月16日(月)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。

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【ましんつ~るまがじん】

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