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・今日のコラム…………　ＥＭＯハノーバー２０１７　開催結果　その１

・統計更新情報…………　2017年8月分受注確報発表

・編集後記………………　初めてのＥＭＯ（Ｔ）

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◇　今日のコラム
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○ＥＭＯハノーバー２０１７　開催結果　その１

去る２０１７年９月１８日（月）～２３日（土）まで、ドイツ・ハノーバー
においてＥＭＯハノーバー２０１７が開催されました。

４年ぶりにハノーバーでの開催となった今回のＥＭＯでは、４５カ国・地域
から２，１８７社が出展し、日本からは８４社、そのうち当会会員企業からは
４１社が出展しました。

総来場者数はまだ発表されていませんが、ドイツ国外から１３万人の来場が
あり、欧州を中心に海外からの注目度の高さが窺えた展示会となりました。
また、前回のハノーバー展よりも会場内は落ち着いた印象ながら、引き合い
は活発であった旨の声が多く聞かれました。

展示の特徴は次の通りでした。

１．積層造形（Additive Manufacturing）装置の展示が充実。また、金属積層、
切削、焼き入れが１台で可能な製品や、大型部品の加工にも対応可能な製品も
目立った。

２．Ｉｎｄｕｓｔｒｅｉ４．０への対応をうたった展示が見られたが、ユーザ
メリットの具体化については模索状態。今後、差別化が図られるものと思料。
スマート化の発信力は日本企業に優位性有り。

３．ロボットの活用や、工具・工作物関連の自動化システムとの連携によるス
マート化を意識した展示が広く展開されていた。

４．多軸・複合工作機械が引き続き増加。複合機能のラインナップも多岐に亘
り工程集約のニーズの高まりが窺われた。

次回のメールマガジン（vol.238）では、今回に引き続きＥＭＯハノーバー
２０１７の開催結果をお送りします。

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◆　統計更新情報
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○2017年8月分受注確報発表（2017年9月27日15時公表）

【確報（8月分）概要】

金額（百万円）　　前月比　　　　前年同月比

受注総額　　 133,536　　　　　 99.9　　　　　136.2

うち内需　　　 51,779　　　　　 93.8　　　　　120.1
一般機械　　 22,515　　　　　 99.8　　　　　127.0
自動車　　　 16,664　　　　　 87.0　　　　　136.6
電気・精密　　5,851　　　　　110.4　　　　　163.7
航空・造船
輸送用機械　　1,317　　　　　 63.9　　　　　 37.1

うち外需　　　 81,757　　　　　104.2　　　　　148.8
アジア　　　 42,911　　　　　120.4　　　　　182.0
欧州　　　　 15,031　　　　　 82.0　　　　　123.2
北米　　　　 22,922　　　　　103.3　　　　　124.5

※ひとこと
８月の受注確報を見ますと、夏季休暇等で減少する月ではあるものの、
受注総額はほぼ前月並みで、２カ月連続の１，３００億円超えと高水準の
受注が続いています。
内需は、自動車関連では前月比で季節的な減少が見られましたが、活況
な半導体関連の動きを受けて、一般機械は前月から大きな減少が見られず、
内需計は６カ月連続の５００億円超えとなりました。
外需は、中国でのＥＭＳ関連受注が再び増加し、２カ月ぶりの８００億
円超えとなりました。地域別に見ても、主要３極は堅調に推移しており、
アジアでは、中国のＥＭＳ関連特需に加え、一般機械や自動車向けが引き
続き堅調です。また、今月は、航空・造船・輸送用機械でも大型受注が見
られました。欧州はリーマンショック以降の最高額となった前月から季節
要因もあり減少しましたが、市場の減退は感じられません。北米では、ア
メリカが５カ月ぶりに２００億円を超え、トランプ政権の政策が不明瞭な
中にあっても、需要は堅調に推移しています。

■　編　集　後　記　━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○初めてのＥＭＯ

今号のコラムでもご紹介しましたＥＭＯハノーバー展に出張して参りました。
この編集後記でもご案内はしておりましたが、会期中は日工会ブースにも多く
の日本の方にも訪れていただき、ありがとうございました。

私自身、初めてのドイツ、初めてのＥＭＯ展で、展示会会場は広いと言われ
ていましたが、聞くよりも本当に広く、会場を見学するだけでも色々と勉強に
なりましたし、良い運動にもなりました。ドイツ料理やビールも毎日たらふく
頂きましたが、帰国後の体重は減っていたのには驚きました！

欧州を始め、世界経済が先進国を中心に回復している中、各社内容のある商
談が多かったと思われます。

本日の受注確報発表の記者会見にて、飯村会長より２０１７年の受注見通し
が１兆５，５００億円に上方修正されました。９月以降、今回のＥＭＯ効果を
始めとして、国内外ともに堅調に推移し、下期も高水準の受注となり、見通し
が達成されることを期待したいと思います。

（Ｔ）

次回、Vol.238は2017年10月11日（水）に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。

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【ましんつ～るまがじん】

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