ましんつ~るまがじん~vol.28~
INDEX
・今日のコラム………… 輸出管理特別委員会とは(第1回)
・統計更新情報………… 2011年10月分速報発表
・最新情報……………… 1.(財)製造科学技術センター「我が国におけ
るスマートファクトリーオートメーションの最前
線」セミナー開催のお知らせ
2.東京海上日動リスクコンサルティング(株)
「機械災害予防セミナー」開催のお知らせ
3.「平成23年度家庭・事業者向けエコリース促
進事業費補助金」に係る東北三県における補助率
の引き上げについて
・編集後記(笹川)…… “絶対に穴の開かない金属”VS“どんな金属にも
穴を開けられるドリル
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◇ 今日のコラム
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○輸出管理特別委員会とは(第1回)
今回から数回に亘り、輸出管理特別委員会について紹介します。今回は工作機
械と輸出管理の関係について説明します。
工作機械は、自動車のエンジンや金型製造などの民生用途に用いられる一方で
ウラン濃縮用遠心分離機の製造などの軍事用途にも用いることができる二重用
途品目と見なされています。
国際的には、1977年に設立された原子力供給国グループ(NSG)、19
96年に設立されたワッセナーアレンジメント(WA)という2つの国際的枠
組みのもとで、加盟国から輸出される工作機械の仕様についての取り決めがな
されており、日本もその加盟国の一員として批准しています。
日本国内では、「外国為替及び外国貿易法」という法律を根拠とした様々な政
令・省令・通達などが定められており、また1967年に当時の佐藤栄作首相
が表明した「武器輸出三原則」や、1976年に当時の三木武夫首相が発表し
た「武器製造関連設備の輸出は、武器に準じて扱う」との政府統一見解なども
あって、輸出管理に対する日本独自の方針も示されています。
これらの関係から、日本からの工作機械貨物の海外輸出や、その設計・製造・
使用における技術の海外提供に際しては、経済産業省によるチェックが徹底さ
れています。
次回は、輸出管理特別委員会の活動について紹介します。
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◆ 統計更新情報
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○2011年10月分受注速報発表(11月10日15時公表)
https://www.jmtba.or.jp/pdf2011/p1110/sokuhou1110.pdf
速報(2011年10月分)
金額(百万円)前月比 前年同月比
受注総額 101,014 91.4 125.9
うち内需 31,704 89.3 125.0
うち外需 69,310 92.4 126.3
※10月の受注速報は前月に続き2カ月連続で1千億円を超えました。
ただし、内外需とも円高により厳しさが徐々に出ているようにも感じられ、
外需では中国市場のほか、タイの洪水による影響も懸念されます。
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◆ 最新情報
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1.(財)製造科学技術センター 「我が国におけるスマートファクトリー
オートメーションの最前線」セミナー開催のお知らせ
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(財)製造科学技術センターにおいて、下記の通りセミナーの開催が予定され
ています。読者の皆様にご参考いただける内容ですので、奮ってご参加下さい
ますよう、御案内申し上げます。
我が国におけるスマートファクトリーオートメーションの最前線
-先進各社の最新動向に見るアイディアと技術-
1.日時:平成23年12月12日(月) 13:00~17:00
2.会場:機械振興会館 地下3階・研修1号室
(東京都港区芝公園3-5-8 )
3.プログラム
●講演:スマート社会の到来に向けて
(株)三菱総合研究所 平田 直次 氏
●講演:マイクログリッド・スマートグリッド実現への展開
清水建設(株) 大山 俊雄 氏
●講演:高性能蓄電池ギガセルのスマートファクトリーにおけるエネルギ
ーマネージメントシステムへの応用
川崎重工業(株) 徳田 則昭 氏
●講演:エネルギー「KAIZEN」を支える生産現場の情報連携
三菱電機(株) 岩井 文雄 氏
●講演:クラウドとビッグデータ-スマートファクトリーオートメーショ
ンを実現するICT技術
NTTアドバンステクノロジ(株) 遠藤 公誉 氏
4.参加費:無料
5.申込み方法:製造科学技術センターホームページよりお申込み下さい。
http://www.faop.jp/news/2011/1031_post-18.html
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2.東京海上日動リスクコンサルティング(株)「機械災害予防セミナー」
開催のお知らせ
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東京海上日動リスクコンサルティング(株)において、厚生労働省「~機械メ
ーカー向け~ 機械ユーザーへの機械危険情報の提供に関するガイドライン」
(平成23年3月策定)の紹介・解説を行うセミナーが、全国20都市で予定
されています。読者の皆様にご参考いただける内容ですので、奮ってご参加下
さいますよう、御案内申し上げます。
セミナーの詳細並びにガイドラインについてそれぞれ以下のURLよりご確認
ください。
・セミナー開催概要
http://www.tokiorisk.co.jp/seminar/etc20111020.html
・ガイドライン(PDFファイル)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei14/dl/110506.pdf
なお、本件に関するお問合わせは、、
東京海上日動リスクコンサルティング機械災害予防セミナー事務局
tel:03-5288-6583 mail:kikai@tokiorisk.co.jp
まで、よろしくお願い申し上げます。
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3.「平成23年度家庭・事業者向けエコリース促進事業費補助金」に係る東北
三県における補助率の引き上げについて
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「平成23年度家庭・事業者向けエコリース促進事業費補助金」について、東日
本大震災の被災地域の復旧・復興や電力需給逼迫解消のための対策を講じるに
当たり、地球温暖化対策の観点も踏まえ、東北地域においてより低炭素な設備
投資や再生可能エネルギーの導入促進を図ることが必要であることから、岩手
県、宮城県又は福島県における低炭素機器に係るリース契約に限定して、補助
率を現行の3%から10%に引き上げることになりました。
詳細については下記のHPをご参照下さい。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14382
■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
○“絶対に穴の開かない金属”VS“どんな金属にも穴を開けられるドリル
技術部 笹川です。
メールマガジンご購読者の皆様も、ご覧になられた方が多いのではないかと思
いますが、先日フジテレビで放映されましたバラエティ番組にて“絶対に穴の
開かない金属”VS“どんな金属にも穴を開けられるドリルと題し、株式会社
オーエスジーと日本タングステン株式会社の対決の模様が放映されました。
テレビ画面からも対決現場の緊迫感が感じとれ、果たしてどのような結果にな
るのか、息をのみながら見入ってしまいましたが、最後は引き分けという形で
決着しました。
残念ながら視聴できなかったという方は、製造現場ドットコムの下記URLにて
http://seizougenba.com/blog/3
実際に現場を取材された上での詳細な内容が解説されていますので是非ご覧い
ただきたいと思います。対決に使用されたオークマ株式会社製マシニングセン
タ「MB-46VAE」のことも掲載されています。
今回の対決は、業界関係者のみならず広く一般の視聴者の方も注目されている
ようで、これを機会に、ご家庭でも工具や材料と併せて是非工作機械に興味を
持っていただくキッカケになればと思います。次回の対決が今から楽しみです。
次回、Vol.29は11月17日(木)15:00頃に配信予定です。
毎号最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。
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【ましんつ~るまがじん】
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