ましんつ~るまがじん~vol.39~
INDEX
・今日のコラム………… 見本市特別委員会とは(第3回)
・統計更新情報………… 2012年2月次受注短観発表
・最新情報 ………… これからの機械安全研修会(工作機械編)ご案内
・編集後記 ………… 安全を担保する
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◇ 今日のコラム
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○見本市特別委員会とは(第3回) ~見本市特別委員会の活動(後編)~
今回は、前号に続き見本市特別委員会の具体的な活動内容について、説明し
ます。
-出展実務のサポート-
会員企業が円滑に出展できるよう、サポートすることも当委員会の重要な役
割です。
展示装飾等の規定は以前に比べ自由になってきていますが、スムーズな準備
や安全確保のために守っていただかなければならない決まりごともあります。
当委員会では出展実務を担当する方々に向けた説明会や事前の会場見学会を
開催し、ルールや手続きについて説明しています。
-企画展示の立案-
工作機械は、金属加工になくてはならない製品ですが、世間一般では、残念
ながらまだまだ認知度が高いとは言えません。
JIMTOFの主要な目的は、工作機械の商談機会の提供ですが、製造業の
空洞化や少子高齢化を背景として、工作機械業界を一般にアピールすることも
重要な役割になってきています。このため、JIMTOFに合わせて多方面の
セミナーや大学生を対象とした見学会など、数多くの行事を開催しています。
また、汎用工作機械を用いた加工実演や先端的工業製品の組立実演等も好評を
博しています。
このようにJIMTOFは、単なる大規模展示会から、工作機械産業が世界
に向けて情報発信を行う場へと発展しつつあります。
このほか、来場者誘致のための広報への助言、将来のJIMTOFに向けて
の提言等、見本市特別委員会は活発に活動しています。
以上で、当会の8つの委員会をご紹介いたしましたがいかがでしたでしょう
か。次号からは、今年50周年を迎えるJIMTOFの歴史を振り返ってみた
いと思います。
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◆ 統計更新情報
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○2012年2月次受注短観発表(2012年2月28日15時公表)
短観(2012年2月次)
1、業況に関する判断(DI)
(a)会社全体の業況 足元 5.9 翌月 8.8
(b)工作機械事業の業況 足元 4.4 翌月 7.4
2、工作機械受注の先行き予測に関する判断(DI)
(c)受注総額の水準 足元 2.9 翌月 4.4
(d)受注内需の水準 足元 -1.5 翌月 0.0
(e)受注外需の水準 足元 4.5 翌月 6.1
3、受注内需業種別の水準(DI)
(f)一般機械向けの受注水準 翌月 2.9
(g)自動車向けの受注水準 翌月 3.1
(h)電気・精密向けの受注水準 翌月 -6.0
4、受注外需地域別の水準(DI)
(i)アジア向けの受注水準 翌月 6.2
(j)欧州向けの受注水準 翌月 -5.6
(k)北米向けの受注水準 翌月 5.1
(ひとこと)
2月次の受注短観では、概ね全ての指標で改善を示しています。受注総額は
改善を示し、内外需も同様に改善しました。1月に1,000億円を下回り
ましたが、2月は受注が増加するものと思われます。業況も改善を示してお
り、今後の増勢に期待したいところです。
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◆ 最新情報
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これからの機械安全研修会(工作機械編)のご案内
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中央労働災害防止協会では、新たに機械安全に取り組もうとする経営層の方、
安全衛生担当者、機械・設備技術担当者等を対象に、厚生労働省の「機械の包
括的な安全基準に関する指針」をベースに、今後進めるべき機械安全対策につ
いての講義と、実際の機械を想定したリスクアセスメント作業の演習を含めた
研修会を実施しています。
今般、本研修会の一貫として、当会協力により、これからの機械安全研修会
(工作機械編)を下記にて開催致します。国際規格および最新のJISに示さ
れる国際標準の新しい考え方を基にした機械安全対策について解説されますの
で、是非この機会にご受講いただきますようご案内申し上げます。
1.日 時:平成24年3月16日(金) 11時00分~18時15分
2.会 場:櫻華会館
〒460-0001
愛知県名古屋市中区三の丸1丁目7番2号(護国神社西隣)
3.研修会情報:https://www.jmtba.or.jp/topics/120316.html
※カリキュラムや参加料金に関する情報は上記URLよりご確認ください。
なお、央労働災害防止協会のご厚意により、日工会会員企業からの
参加にあたっては中災防会員と同じ割引料金でのご案内になります。
300人未満の労災保険適用事業場については、更に割引き価格が
適用されます。
4.申込み方法:上記URLより「参加申込書」をダウンロードし、必要事項を
ご記入の上、下記申込先までFAXにてお申し込みください。
5.申込先・問い合わせ先:
中央労働災害防止協会(中災防) 技術支援部 技術指導課
TEL 03-3452-6375 FAX 03-5445-1774
E-mail: sidouka@jisha.or.jp
■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
○安全を担保する
最近になり約15年ぶりに自転車を新しく買い換えました。非常に軽量で推進
力もあり、重宝しています。買い換え時に学生時代から使用していた古い自転
車を購入店に引き取ってもらいましたが、その際に店員の方から、昔の自転車
の方が骨格もしっかり作られ強度が高く、20年以上乗り続けても壊れること
がないというお話しを伺いました。
ただ、最近では交通事故における自転車に対しての取り締まりが特に厳しく、
ブレーキの効き具合やフレームの老朽化等により事故に繋がらないよう、メー
カからは最長でも10年のスパンで新しいモノを導入するよう勧奨していると
のことです。
自転車は耐久性が高く、意識しなければメンテナンスフリーで自然と長く使い
続けるケースもあり、気付かぬうちにダメージが蓄積しているかもしれません。
これは機械設備や家電にも共通する部分があると思います。最近のニュース等
で安全を担保するというフレーズを度々見かけますが、事故予防のための必要
な安全対策は取っておくべきと感じました。
(S)
次回、Vol.40は2012年3月8日(木)に配信予定です。
毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。
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