ましんつ~るまがじん~vol.42~

INDEX

・今日のコラム………… JIMTOFを振り返る(第1回~第3回)

・統計更新情報………… 2012年3月次受注短観発表

・最新情報  ………… 1.「工作機械需給動向金属工作機械統計資料
(2011年1月~12月実績)」頒布開始

2.当会は「一般社団法人」に移行します

・編集後記  ………… 今年度もあと2日

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◇ 今日のコラム
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○JIMTOFを振り返る(第1回~第3回)

前号において、JIMTOFが始まる経緯などをご説明しましたが、今号よ
り、過去のJIMTOFについて第1回から一昨年の第25回までを数回に分
けて振り返ってみたいと思います。

今号では、第1回から第3回までを紹介します。

[特徴]

第1回のJIMTOFは、1962年(昭和37年)10月に大阪で開催さ
れ、以後引き続いて2年に1回、東京と大阪で交互に開催されることとなりま
した。

当時の出展小間数は現在の6割程度でしたが、欧米の展示会に先立ち、海外
からの出展参加をいち早くを受け入れ、第1回の参加国は17カ国と当時から
国際色豊かな見本市でした。

出展機では、実用段階に入りつつあったNC工作機械が増加し始めた時期で
した。日工会会員のNC機の出展状況は、第1回の1台から、第3回には33
台へと、全出展機の1割未満ではありましたが、急速に増加していきました。
マシニングセンタが初めて登場したのは、第3回からでした。

また、当時から機械の高精度化はもちろん、ワークの自動着脱といった自動
化や一つの機械で複数の切削加工を行える複合化といった課題にも取り組まれ
ていました。

[開催概要]

-第1回(1962年 10月10日~10月21日)-

・会場   :大阪国際見本市港会場
・会場面積 :137,500平方メートル
・展示館面積:47,525平方メートル(2,938小間)
・出展者数 :461社
・総入場者数:337,593人(延べ人数)
・参加国  :17カ国
・出展機数 :411台(うちNC機 1台)※日工会会員のみ

-第2回(1964年 11月9日~11月20日)-

・会場   :東京晴海会場
・会場面積 :151,752平方メートル
・展示館面積:63,065平方メートル(2,894小間)
・出展者数 :503社
・総入場者数:424,737人(延べ人数)
・参加国  :19カ国
・出展機数 :522台(うちNC機 22台)※日工会会員のみ

-第3回(1966年 10月15日~10月26日)-

・会場   :大阪国際見本市港会場
・会場面積 :85,000平方メートル
・展示館面積:25,974平方メートル(1,586小間)
・出展者数 :312社
・総入場者数:361,028人(延べ人数)
・参加国  :14カ国
・出展機数 :461台(うちNC機 33台)※日工会会員のみ

次回は第4回~第6回を振り返ります。

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◆ 統計更新情報
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○2012年3月次受注短観発表(2012年3月29日15時公表)

短観(2012年3月次)

1、業況に関する判断(DI)
(a)会社全体の業況    足元  7.4  翌月  5.9
(b)工作機械事業の業況  足元  5.9   翌月  4.4

2、工作機械受注の先行き予測に関する判断(DI)
(c)受注総額の水準    足元  4.4  翌月  4.4
(d)受注内需の水準    足元  0.0  翌月  0.0
(e)受注外需の水準    足元  6.1   翌月  7.6

3、受注内需業種別の水準(DI)
(f)一般機械向けの受注水準  翌月  2.9
(g)自動車向けの受注水準   翌月  4.7
(h)電気・精密向けの受注水準 翌月  -9.0

4、受注外需地域別の水準(DI)
(i)アジア向けの受注水準   翌月  6.1
(j)欧州向けの受注水準    翌月  -3.6
(k)北米向けの受注水準    翌月  6.8

(ひとこと)
3月次の受注短観では、足元の受注額の推移をみますと、決算期ということ
もあって、内外需ともに増加し、受注総額も増加しました。翌月は、内需は横
ばいですが、外需は増加となり、総額は横ばいとなりました。内外需の内訳を
見ますと、内需は電気・精密のみ減少、外需はアジアのみ減少となりました。

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◆ 最新情報
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1.「工作機械需給動向金属工作機械統計資料(2011年1月~12月実績)」
頒布開始
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この程、「工作機械需給動向金属工作機械統計資料(2011年1月~12月
実績)」がまとまりましたので、頒布を開始しました。

【内容】
受注、生産、輸出入の各種統計の2011年通期実績を掲載しています。
それぞれの項目について、業種別、機種別、仕向け地別の細かいデータがあり、
2012年を見通す上での参考資料として役立つことと思います。

【価格】
(日工会会員) 無料
(一般)    3,700円(税込)/部

○購入方法
1.インターネット
日工会ホームページの「出版物」ページにある「購入する」をクリック
し、必要事項をご記入の上、ご注文ください。

https://www.jmtba.or.jp/05bookF_01.html

2.FAX
購入部数、会社名、部署名、氏名、電話番号、送付先等を明記の上、
03-3434-3763までFAXしてください。

3.事務局頒布
機械振興会館の当会事務局でも頒布しております。

※書店等では販売しておりません。
※インターネット、FAXでのご注文の場合、送料をご負担いただきます。
※商品に請求書を同封いたしますので、商品到着後料金をお支払いください。
※納品書、領収書は通常発行しておりませんので、必要の場合はお知らせく
ださい。

○お問い合わせ
調査企画部 高野、磯嵜
TEL:03-3434-3961

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2.当会は「一般社団法人」に移行します
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日工会は、内閣総理大臣の認可を得て、4月1日付けで「一般社団法人」へ
と移行し、「一般社団法人 日本工作機械工業会」となります。

今後は主務官庁による直接的な管理・監督がなくなるため、ガバナンスの強
化が必要となります。従来の公益的事業だけでなく、自主的な創意工夫によっ
て、会員企業の視点に立った柔軟な事業展開が可能となります。

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○今年度もあと2日

3月も残すところあと2日となり、間もなく新年度が訪れようとしています。

新入社員の入社や人事異動、組織変更など、皆さんの会社でも色々と準備をさ
れているのではないでしょうか。
また、ご自身が異動や転勤をされるという方にとってみれば新たなスタートと
も言えると思います。

環境の変化に伴い芽生える緊張感、新鮮な心をエネルギーに変えて、来年度も
頑張っていきたいですね。

(H)

次回、Vol.43は2012年4月10日(火)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。

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【ましんつ~るまがじん】

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