ましんつ~るまがじん~vol.55~
INDEX
・今日のコラム………… JIMTOFを振り返る(第25回)
・統計更新情報………… 2012年7月分速報発表
・最新情報 ………… 第53回日工会野球大会 結果
・編集後記 ………… 熱中症にご注意
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◇ 今日のコラム
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過去のJIMTOFを振り返るコラムをシリーズでお伝えしております。
今号では、前回展である第25回を、今年開催の第26回との比較も含めて紹
介します。
[特徴]
2008年9月に発生したリーマンショックの影響で、世界的に景気が急激
に落ち込み、設備投資も一斉に止まり、2009年は工作機械受注が前年比で
7割近く減少するなど、非常に厳しい環境にありました。
その後2009年から2010年にかけて、アジアを中心として受注が回復
を続けたものの、依然として国内の回復は弱い状況でした。
そのような背景のもとで開催された第25回という節目のJIMTOFは、
当初、出展規模の大幅な縮小が懸念されていましたが、出展者数は800を超え、
来場者も10万人を超える規模での開催となりました。
特に、受注回復をけん引するアジア諸国からの来場者が増加し、日本の最先
端技術を見学するだけでなく、購入を目的とした来場者が多かったことも特徴
と言えます。
出展機を見ても、多軸化、複合化された最先端の機械とともに、機械の各部
の温度をディスプレイ上に表示したり、工具摩耗を機上の計測器で計測する
「機械のインテリジェント化」機能が多く提案されました。また、新興国向け
市場を対象に、機能を絞り価格を抑えたエントリーモデルのような機械も見受
けられました。
今年開催される第26回JIMTOFは、これまでと同規模で開催されます
が、収容可能小間数を超える申し込みがあり、盛況となることが予想されます。
次号よりJIMTOF開催直前まで、今年のJIMTOFの各種イベントに
ついてご紹介していきたいと思いますので、ご期待ください。
[開催概要]
-第25回(2010年 10月28日~11月2日)-
・会場 :東京ビッグサイト
・会場面積 :243,420平方メートル
・展示館面積:82,660平方メートル(4,964小間)
・出展者数 :813社
・総入場者数:114,558人(入場登録者数)
・参加国 :23カ国・地域
-第26回(2012年 11月1日~11月6日)-
・会場 :東京ビッグサイト
・会場面積 :243,420平方メートル
・展示館面積:82,660平方メートル(5,082小間)
・出展者数 :582社(直接出展者のみ)
・総入場者数:120,000人(見込み)(入場登録者数)
・参加国 :未定
次号からは、第26回JIMTOFのみどころを数回に分けてご紹介します。
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◆ 統計更新情報
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○2012年7月分受注速報発表(8月9日15時公表)
https://www.jmtba.or.jp/pdf2012/p1207/sokuhou1207.pdf
速報(2012年7月分)
金額(百万円)前月比 前年同月比
受注総額 105,685 97.3 93.2
うち内需 32,751 94.1 91.6
うち外需 72,934 98.8 94.0
※ひとこと
2012年7月の受注速報は、前月比で内外需とも減少し、受注総額も
2カ月ぶりの前月比減少となりました。ただし、減少を示しているものの、
金額は6カ月連続で1千億円を超えており、総じてみれば、横ばいの傾向
が続いているものとみられます。
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◆ 最新情報
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第53回日工会野球大会 結果
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去る、7月30、31日の両日、東京都品川区八潮の大井ふ頭中央海浜公園
野球場において、会員会社から8チームが参加のもと、第53回日工会野球大
会を開催しました。結果は以下の通りになりました。
優 勝 コマツNTC
準優勝 オークマ
第3位 シチズンマシナリーミヤノ
第4位 牧野フライス
第5位 森精機
第6位 ジェイテクト
第7位 浜井産業
第8位 三井精機
最高殊勲選手賞 竹部俊之(コマツNTC)
敢闘賞 余語 翔(オークマ)
首位打者賞 竹部俊之(コマツNTC)
優秀選手賞 大野弘毅(コマツNTC)
伊藤祥治(オークマ)
下村雅樹(シチズンマシナリーミヤノ)
成田智志(牧野フライス)
■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
○熱中症にご注意
連日猛暑が続いていますが、私の住む埼玉県春日部市でも、連日気温が35
度前後まで上昇し、先日は最高気温が37度を超える日もありました。夏は暑
いほうが、経済にとってプラスになるそうですが、こうも暑いと考えてしまい
ます。
消防庁のまとめによると、7月23日~29日の1週間に熱中症で救急搬送
された人は、8,686人となっており、県別でみると、愛知県が1,462
人、埼玉県が1,407人、東京都が1,339人の順になっています。
また、救急搬送された人の割合は、高齢者(65歳以上)42.8%、成人
(18~65歳)41.4%、その他15.8%となっており、高齢者以外で
も油断できないことを示しています。
熱中症の定義は「室温や気温が高い中での作業や運動により、体内の水分や
塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、
体温上昇、めまい、体がだるい、ひどいときにはけいれんや意識の異常など、
様々な症状をおこす病気」ということです。
対策としては、こまめな水分補給、適度な休憩、エアコン・扇風機の活用、
バランスの良い食事(体力づくり)などが挙げられています。
皆さんも無理せず、熱中症にはご注意ください。
(M)
次回、Vol.56は2012年8月20日(月)に配信予定です。
毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。
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