ましんつ~るまがじん~vol.58~
INDEX
・今日のコラム………… JIMTOF2012 特集(第2回)
・統計更新情報………… 2012年8月分速報発表
・編集後記 ………… スマートフォンの進化
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◇ 今日のコラム
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○JIMTOF2012 特集(第2回)
前回に引き続き、今号は「JIMTOF2012 特集」の2回目として、
「第15回国際工作機械技術者会議」についてご紹介します。
当会では、今秋、東京ビッグサイトにて開催するJIMTOF2012を機
会に、第15回国際工作機械技術者会議(The 15th IMEC)を開催
します。国際工作機械技術者会議は、産業界主導による国際会議として198
4(昭和59)年に初回を開催し、この度第15回目を迎えます。
今回は「工作機械に革新をもたらす基盤技術」を総合テーマとして開催しま
す。下記プログラムをご参照の上、奮ってご参加下さい。多くの皆様のご参加
をお待ちしております。
□第15回国際工作機械技術者会議(The 15th IMEC)
~総合テーマ:工作機械に革新をもたらす基盤技術~
1.オーラルセッション
世界最先端の工作機械関連の研究成果ならびに技術開発成果を講演形式で
発表するセッションです。
日時:2012年11月2日(金)09:10~17:15
2012年11月3日(土)09:00~17:45
会場:東京ビッグサイト・会議棟「レセプションホールA」(1階)
プログラム
■2012年11月2日(金)
09:10~09:20 開会式
会長挨拶 横山 元彦 (一社)日本工作機械工業会会長
運営委員長挨拶 清水 伸二 IMEC運営委員会委員長
キーノートセッション「明日の工作機械を考える」
座 長:清水 伸二 教授(上智大学)
副座長:渋川 哲郎 顧問 (三井精機工業(株))
09:20~09:30 座長によるイントロダクトリー
09:30~10:20 基調講演
「近い将来において日本の工作機械産業に望まれる新展開」
伊東 誼 名誉教授 東京工業大学(日本)
10:20~10:40 コーヒーブレイク
10:40~11:30 基調講演
「工作機械関連国際規格の動向と将来展望-精度検査、性能
評価、環境評価を中心に-」
Dr. Wolfgang Knapp
Engineering Office Dr. W. Knapp(スイス)
11:30~12:20 基調講演
「生産加工技術の医療分野への展開」
光石 衛 教授 大学院工学系研究科 東京大学(日本)
12:20~12:30 キーノートセッションのQ&A
12:30~13:30 休憩(昼食)
テクニカルセッション1「工作機械の精度評価と補償技術」
座 長:松原 厚 教授(京都大学)
副座長:藤嶋 誠 常務執行役員((株)森精機製作所)
13:30~13:40 座長によるイントロダクトリー
13:40~14:30 基調講演
「工作機械の空間精度誤差補正の動向と将来展望」
Dr. Heinrich Schwenke, CEO, ETALON AG(ドイツ)
14:30~15:15 一般講演
「5軸MC誤差測定と今後の国際規格化の動向」
茨木 創一 准教授 工学研究科 京都大学(日本)
15:15~15:35 コーヒーブレイク
15:35~16:20 一般講演
「3次元機内計測システムを用いた加工補正と補正技術」
上野 謙一郎 マネージャ (株)森精機製作所(日本)
16:20~17:05 一般講演
「工作機械の空間誤差の補正技術」
山田 雄策 所長 ファナック(株)(日本)
17:05~17:15 テクニカルセッション1のQ&A
■2012年11月3日(土)
テクニカルセッション2「びびり振動フリー技術」
座 長:青山 藤詞郎 教授(慶應義塾大学)
副座長:家城 淳 取締役(オークマ(株))
09:00~09:10 座長によるイントロダクトリー
09:10~10:00 基調講演
「切削時自励振動の現象とその基本特性」
佐藤 壽芳 名誉教授 東京大学(日本)
10:00~10:45 一般講演
「複合加工機(5軸TC)におけるびびり振動の抑制」
Prof. Erhan Budak, Sabanci University(トルコ)
10:45~11:05 コーヒーブレイク
11:05~11:50 一般講演
「工具変形誤差の解析と抑制技術~びびり現象への応用~」
山田 良彦 主担当 (株)ジェイテクト(日本)
11:50~12:35 一般講演
「加工条件探索機能とその適用事例」
千田 治光 部長 オークマ(株)(日本)
12:35~12:45 テクニカルセッション2のQ&A
12:45~13:00 ポスターセッション表彰式
13:00~14:00 休憩(昼食)
テクニカルセッション3「工作機械と新素材加工における高効率化技術」
座 長:新野 秀憲 教授(東京工業大学)
副座長:鈴木 信吾 取締役((株)牧野フライス製作所)
14:00~14:10 座長によるイントロダクトリー
14:10~15:00 基調講演
「環境対応形工作機械とその技術動向」
Prof. Berend Denkena, University of Hannover(ドイツ)
15:00~15:45 一般講演
「航空機部品のトレンドと生産技術課題」
柴田 亮太 主席チーム統括 三菱重工業(株)(日本)
15:45~16:05 コーヒーブレイク
16:05~16:50 一般講演
「CFRPの高能率加工技術の最前線」
小島 裕登 主査 富士重工業(株)(日本)
16:50~17:35 一般講演
「難削材の加工能率向上と工具寿命延長を両立する先端技術」
上野 裕司 マネージャ (株)牧野フライス製作所(日本)
17:35~17:45 テクニカルセッション3のQ&A
参加をご希望の場合は imec15@jmtba.or.jp 宛にご氏名およびご連絡先に関
する情報をお送りください。参加登録を行うためのパンフレットおよび申込書
をお送りします。
2.ポスターセッション
大学・研究機関及び企業における工作機械関連の先端的研究開発成果につ
いてポスター形式で発表するセッションです。
日時:2012年11月1日(木)~6日(火)
会場:東京ビッグサイト「東3展示ホール」
参加機関:大学・高専、公的研究機関等の研究者、ならびに一般社団法人
日本工作機械工業会の会員企業より、48機関(59テーマ)
が参加する予定です。
また、期間中の11月3日(土)・4日(日)の13:00~
16:00には、各機関の説明員が会場に常駐し、研究内容に
関する説明を行います。
本技術者会議に関する詳細な情報は、当会ホームページに掲載しています。
https://www.jmtba.or.jp/ にアクセスの上、トップページの「トピックス」
→「第15回国際工作機械技術者会議 開催!」(12.8.31)の順にクリック
し各セッションの情報をご参照ください。
【本件に関するお問い合わせ】
(一社)日本工作機械工業会 技術部 国際工作機械技術者会議事務局
電話 03-3434-3961 FAX 03-3434-3763
E-mail: imec15@jmtba.or.jp URL: https://www.jmtba.or.jp/
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◆ 統計更新情報
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○2012年8月分受注速報発表(9月11日15時公表)
https://www.jmtba.or.jp/pdf2012/p1208/sokuhou1208.pdf
速報(2012年8月分)
金額(百万円)前月比 前年同月比
受注総額 96,333 91.1 97.4
うち内需 29,456 90.8 78.4
うち外需 66,877 91.2 109.0
※ひとこと
2012年8月の受注速報は、受注総額が7カ月ぶりの1千億円割れと
なりました。内需・外需ともそれぞれ7カ月ぶりに300・700億円を
下回りましたが、外需は前年同月比が8カ月ぶりに増加しました。これは、
昨年8月も1千億円割れとなっていることが原因ですが、今月の数字が季
節的なものなのか、需要動向の変化を示唆するものなのか、確報の詳細な
データと今後の動向に注目です。
■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
○スマートフォンの進化
みなさんはスマートフォンをお持ちでしょうか。
最近は、スマートフォンを持っている人を見ても何の違和感も覚えないほど、
普及が進んでいると思います。
私も昨年の夏頃からスマートフォンを持ち始めました。当時の最新機種でした
ので、2年くらいはストレスなく使えると思っていました。
ところが、最近は操作が重くなったり、フリーズしたり・・・
一世代前の小さなパソコンを使っているような気分です。
次に機種変更するときは、普通の携帯電話に戻そうかとも思っています。
ただ、最近のスマートフォンの機種を見ると、CPUなどのスペックは格段に
良くなっています。
(私のCPUはシングルコアですが、今はクアッドコアまで出ているようです)
たった一年でここまで進化するとは驚きです。1年後に自分が機種変更をする
時には、どのような状況になっているか、想像もつきません。
工作機械受注では、スマートフォン向けの受注はこれまでのところ好調に推移
しています。世界景気の動向から目が離せない昨今ですが、スマートフォン向
けの受注では、もう少し大きいタブレットタイプの需要にも今後は期待したい
ところです。
需要が広がることは、会員各社にとって受注が増え、うれしいことですが、消
費者の立場になると、商品選びには今後も頭を悩まされそうです・・・
(T)
次回、Vol.59は2012年9月20日(木)に配信予定です。
毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。
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【ましんつ~るまがじん】
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